David Benoit - [Miles After dark] 1999
デイヴィッド・ベノワは、アメリカカリフォルニア州出身のジャズ・フュージョン界で活躍するピアニストでコンポーザー、プロデューサー。 L.A.スタイル・フュージョンを代表するピアニストでもある。またグラミー賞ノミネート歴5回。
タイトルの中に、マイルスって入ってる。トランペットの吹き方だって、マイルス・デイヴィスそっくり。 マイルスへ陰ながら、捧げているのか?(もしかしたら、カバー曲の可能性も)ちなみにこの曲のトランペット奏者は、トランペッターの「リック・ブラウン」です。
ベノワって、大切な人へ捧げる曲がすごく多いんです。奥様へ捧げた曲(Kei's Song)ピアニストのビル・エヴァンスへ捧げた曲(Letter to Evan)だってある。誰かの事を想いながら、曲を作るってベノワのスタイルなんですね。そういう所、好きだなぁ(笑)
この曲は、アルバム「Professional Dreamer」の2曲目に収録されています。マイルスのトランペットって、かすれた様な音色で時代の風を感じると言うか。かなり渋さが増すんですよね。それでいて、洗練されていると言うか。この曲もマイルスの良い部分をかなり引き出している1曲に仕上がっているのかなぁと思います。