The slow time and music

ゆっくり流れる時間を音楽と共に

【音楽】インストゥルメンタルについてのお話

 

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 〜インストゥルメンタルについてのお話〜

 

 インストゥルメンタルって何??

まず「インストゥルメンタル」って何??ってところからなんですが、簡単に言えば「歌がない音楽」の事です。一般的にはカラオケ(空オーケストラ)ともいうのかな。カラオケだと、歌が主旋律になるのでどこか変な音楽になってしまう。だからカラオケともまた違う音楽。インストゥルメンタルだとボーカルの代わりに主旋律を作る楽器の演奏が当てはまる事があります。まぁそんな感じです。とにかく歌がない音楽全般をインストゥルメンタルって言います。難しく考えちゃいけません(笑)ただクラシックはインストゥルメンタルではないそうですよ。

 

みんなインストって略してる

インストゥルメンタルって言ったり、書いたりするのがめんどうです。長い上に小さな「ぅ」が入ってるから、発音もしにくいんです。だからみんな略して「インスト」とか「インストミュージック」とか言ってます。私は楽だから略すだけです(笑)それになんか、こなれてる感がかっこよくないですか?

 

インストゥルメンタルに属するジャンルについて

このインストミュージック、実はさまざまな種類があります。だって歌がない音楽だから、それこそポピュラーなもので言ったらジャズ、フュージョンスムースジャズワールドミュージック、ラテン系、クラブミュージック、テクノポップなんかもそれに含まれるのです。だから単に「インスト」と言っても、その幅は広すぎるくらい広いんです。はっきりいって、ボーカルよりもその数は多いかもしれません。

私も実は数年前まで、全くと言って良いほど「インスト」という言葉を知らなくて、こんなにたくさんの音楽が細分化されているなんてことも知りませんでした。

 

私がインストゥルメンタルを知ったきっかけ

私がインストミュージックを知ったきっかけというのが、ある一人のアーティストの存在によるものでした。ジャズやクラシックをはじめ、フュージョンというジャンルを演奏していたのが、そのアーティストでした。私はその方のライブに行ったのがきっかけで、インストゥルメンタルの世界にどっぷりとハマってしまっていました。

 

フュージョンって何?

フュージョンって「融合」って意味合いなんですけど、音楽の世界でも似たようなものです。たとえばジャズとブルースを融合させる。一つの固執したジャンルにくくるのではなく、作り上がった音楽の感覚で、ジャンルを後付けしているのです。この感じは「クラシックとジャズ」かな?とか、いろいろなジャンルに分ける事ができるのです。だから分類が難しいものに関しては、ほとんどがフュージョンになっている事が多いと思います。

 

その後は様々なジャンルを好きになっていった

インストミュージックは本当に幅が広いです。歌がない音楽全般ですからね。ジャズを調べてみても、何万ものアーティストがいることが分かるでしょう。それと同じようにクラシックにも何万ものアーティスト。そしてそこから派出するように、何万、何千万、というように曲数も増えていきます。この世に一生を持っても聴き切れないほどの曲で溢れているんです。こうしている間にも新しい音楽が増え続けています。その膨大な海の中でも、私が聴いてみて衝撃を受けたり、楽しい気分になれたり、感情を揺さぶるものに沢山出会ってきました。一人のアーティストを好きになるのも良いんですけど、やっぱりいろんなアーティストのいろんな曲を聴いてみたいじゃないですか。それは私の好奇心の強さに直結していると思っています。

 

一人のアーティストを好きになると一つの線で繋がっていく

インストミュージックって不思議なもので、あるギタリストを好きになったのがきっかけで一緒にやってるバンドメンバーにまで注目がいくことがあります。歌がない分、演奏にパワーを込めていたりするので、注目のアーティストとセッションしていたりするんです。そうなるとサイドの人までついでに好きになってたりするんですよ。これはライブやコンサートに行くと、よくわかってもらえるのではないかな?

ちなみにライブが終わった後にサイン会が行われる事が多いのですが、バンドのメンバーも自分のソロで出しているCDなどを持ってきます。それを買ったらサインがもらえて、その上握手やおしゃべりなんかもできちゃったりする。そうなると思わず買いたい気持ちに盛り上がっていきますね。その時にたまたま買ったCDに当たりがあったりすると、そのままハマっていきます。そこでもまた違うライブに行ったりすると、また違うメンバーとセッションしたりするので、そこからどんどん派出していきますね。そうです、このようにアーティストは見えない「系」で繋がっているので、いつかどこかでまた元のアーティストに戻ったりする事も多々あるのです。結局みんなどこかで繋がってるんや!って感じが不思議な感覚でした。

 

インストは聞けば聞くほどに良さがわかってくる

1回聴いただけだと良さがわからないんですが、同じ曲を何度も聞くことによって「この曲いいじゃん!」ってだんだんハマっていく感じです。

 

歌がない分、想像力が豊かになる

タイトルの通りなのですが、普通の曲のように「歌」がないので、もちろん「歌詞」もありません。洋楽だと英語が分からないので、特に気にはならないのですが、日本語の歌詞だと、どうしてもその曲のイメージは歌詞のイメージになってしまいますよね?

でもインストには歌も歌詞もないため、小説のように自由に想像ができてしまいます。小説の醍醐味は、映画のように映像がない分、登場人物や風景、表情などもすべて自分の想像の中で展開していけます。誰にも邪魔されず、ただひたすらに想像することができます。だから私はインストミュージックを「小説のようなもの」と思っています。実際に自分が聞いてきた曲の中でも、かなり細かい情景まで想像ができた曲があります。こちらのブログでも曲の紹介をしていましたが、YouTubeのリンクで実際に聞いてみてください。この動画は私が編集したものになりますので、かなり自分が想像したものに近い状態で作ることができました。

アールクルーの「Across The Sand」です。

 

 映像を見てもらうと分かりますが、草原の中の動物をイメージしてみました。特に「ライオンの親子」が想像の中で大半を占めていて、たてがみをなびかせながら子供と優雅に過ごしている、そんなことを思い浮かべました。写真が見つからなくて、メスのライオンしか載せてないんですけどね。。

 

インストゥルメンタルミュージックをもっと広めたい!!

私の夢のひとつはこれです!こんなに素敵な音楽が世の中にはあったのか!という自分の感動を伝えたいと思いました。単純にもっと多くの人に知ってほしい!って思っちゃったんですね。このブログをはじめたのも、そういう経緯があったから。他にも色々理由はあるけれど、インストを広めたいのは私の夢のひとつです。 少し大げさに聞こえるかもしれませんが、探してみるといろいろいい曲があります。このブログではほぼ毎日のように自分の探し出した曲を紹介しているので、ぜひ聞いていってくださいね。